チクホウフォーカス

2013年〜共同ポケットの活動記録です。

チクホウフォーカス2015これまでとこれから

毎年9月、福岡市で開催されているアジア映画の祭典「アジアフォーカス」にあやかりたいと、昨年9月、福岡市にて、炭都筑豊ならではの濃厚かつ多彩な映画文化を紹介する初のイベント「チクホウフォーカス」を開催。地元で伝説として語り継がれている映画「青春の門 筑豊篇」(1975年•東宝制作)を上映とトークイベントを二日間にわたって福岡市中央市民センターで開催しました。
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単に昔を懐かしむだけでなく、近代ニッポンの発展を地底から支えた人々のエネルギーとその歴史を、現代ニッポンを支える昭和後期生世代にも関心を持って頂ければと、あえて都会の平日の夜の時間帯に企画したものです。二日間でのべ400人のご来場がありました!

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主役を演じた俳優田中健さん、当時の映画事情に詳しい九州シネマアルチ吉村社長、映画看板絵師篠原光雄さんを交えたトーク&スライド。ロビーでは田川映画愛好会の資料や映画看板も登場

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その後、多くの方から刺激になったとの声を頂き、次回は是非、地元で開催して欲しいとの声を受けて、今年は田川市石炭歴史博物館とのコラボという形でチクホウフォーカス2015が開幕しました。
明治日本の産業革命遺産ユネスコ登録された7月に合わせてスタート
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★7月11日~11月29日 田川市石炭•歴史博物館内にて
山本作兵衛翁の未公開作品を含む原画展に合わせ、地元写真家たちの仕事展を作兵衛展示室前のロビーにて開催。合わせて当時の文化を広く紹介するイベントを随時企画。




★7月11日 (終了 新聞各紙・ヤフーニュースに掲載)
オープニングセレモニー 於 田川市石炭・歴史博物館 広場
田川が誇る映画看板絵師 篠原光雄氏による新作「チクホウフォーカス」PR看板披露と、炭都のシンボル、二本煙突より30数年振りに煙を出し、市民が炭坑節を踊って、開幕を祝いました。
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★8月1日  (満員御礼 終了)
青春の門」のロケ地を巡るイマジネーションウォーク
1975年の映画「青春の門」の撮影時、俳優陣の常宿だった田川市の梅若旅館を目指し、博物館を起点にした交流会を開催。

★8月30日 (満員御礼 終了)
炭鉱労働者の暮らしを描いた幻灯
 「せんぷりせんじが笑った!」の鑑賞&朗読会
1955年、日本炭坑労働組合によって制作された人形劇仕立ての幻灯を紹介。物語の原作者、上野英信氏のご子息、朱さんによる解説と、台本を元にした参加者による朗読会を開催

★9月27日 (参加者募集中 無料)田川市石炭・歴史博物館内にて
 地元カメラマンと語る「写真筑豊」よもヤマトーク
井田川坑で働きながら写真の腕を買われ、専属のカメラマンとしても活躍していた88歳の現役カメラマン、橋本正勝氏をはじめ、失われゆく炭坑の風景、筑豊の歴史を写真に撮り続けた地元カメラマンたちと想いを共有するトークイベント
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★10月12日(月・祝) 参加者・協賛者大募集中
田川文化センター 大ホールにて
  伝説の名画「青春の門」を観て語る田川集会  
※第一部 12時半~  1975年東宝制作「青春の門 筑豊篇」上映会
これまでに7度、映画やドラマで映像化されてきた最初の元祖。現在レンタルDVDなしの貴重なフィルム上映。吉永小百合、仲代達也、小林旭など豪華銀幕のスターが約2ヶ月もの間、田川に滞在し住民一体となって作り上げた伝説の映画。3時間の超大作。
社会派の名監督、浦山桐郎のリアリズムにより、香春岳やボタ山など故郷の象徴的な風景がドキュメンタリータッチで記録されており、今や世界記憶遺産である山本作兵衛氏の絵がオープニングを飾っているのも印象的。
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※第2部 16時15分~
あの頃の筑豊、そして未来へ
  「青春の門」を巡るトークセッション
青春の門」をきっかけに、故郷筑豊の歴史とその魅力を再発見するスペシャルイベント

オープニングアクト (5分)
青春の門」の英雄、伊吹重蔵をイメージしたオリジナルの演目で全国大会にも出た糸田町の子供達による太鼓集団、和太鼓たぎりの「キリクさん」演奏披露

スペシャル プレゼンツ① (3分)
青春の門」でデビューした実力派大女優、大竹しのぶさんより特別に寄せられたビデオメッセージ紹介
スペシャル プレゼンツ②  (5分)
映画に登場するシーンを辿りながら、ロケ地筑豊田川の今昔を写真で紹介するプレミアムスライドショー <協力 香春町観光協会

◆プレミアムトークセッション(70分)
メインゲストに、東京より3名を招聘。地元代表2名、計5名のトークをチクホウフォーカス実行委員長で川崎町出身のフリーアナウンサー青木美香がコーディネイト

浦山桐郎監督と共に、大河小説「青春の門」を初めて映像化した、日本屈指の脚本家、早坂暁
◆「青春の門」で映画デビューを果たした、初代しんすけしゃん、俳優田中健
◆元浦山組として、俳優陣のメイクを担当した撮影スタッフのひとり、鈴木恒実氏
◆当時田川高校生で、田中健氏の野球シーンに一緒にエキストラ出演した現田川市長 二場公人氏
◆俳優陣の常宿だった田川市の旅館「梅若荘」の次女として俳優さんたちと交流があった武貞真弓氏

※同時開催 文化センターロビー&ターミナル会館内&田川市石炭•歴史博物館内
   ロケ地田川発「残したい風景と映画文化」展
田川映画愛好会が所蔵する、当時の風景写真や映画撮影時の秘蔵写真、筑豊の映画文化を紹介する貴重な資料を展示します。

注 映画鑑賞について、未成年者は原則不可。
トークイベント、資料展については中学生以下は入場無料。


主催 チクホウフォーカス実行委員会
以下9団体で構成
田川市福岡県立大学・田川商工会議所・田川広域観光協会田川市観光協会・川崎町観光協会田川映画愛好会・作兵衛(作たん)事務所・共同ポケット)

協力 九州シネマ・アルチ TOHOシネマズ天神 
後援  福岡県 福岡県教育委員会
   「九州•山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会
事務局 共同ポケット

1部2部 共通券 前売り1000円  当日1300円 
チケットぴあにて発売中(Pコード554573)

または手売デザインチケット(チケットぴあで購入後、当日交換可能。数に限りあり)
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田川市石炭・歴史博物館よこ「おもてなし館」
川崎町観光協会
町づくり飯塚「チクコレ」店内 ほかで販売中

ゲスト招聘費用、当日配布パンフレット制作費として、協賛金も同時募集中!
一口5000円より。二口につきご招待券1枚進呈。協賛者全員にプレミアムグッズ進呈(後日発表)
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