フライヤーのデザインは福岡市でデザイン会社
エフ•ディを経営する
筑豊•田川出身のアートディレクター石川博己氏。47歳。
美しいものをより美しく神秘的に表現する独自の審美眼を持つ石川氏が、内包する田川ソウルを開花させ、1975年公開当時の題字と、映画の中の風景や登場人物をコラージュし
インパクトのある色彩で仕上げました。
横尾忠則を意識したそうです。
石川さんによる熱い映画評は
こちら
閉山後の寂れた
筑豊で生まれ育った私たち昭和40年代が社会に出て故郷を聞かれた際、年配者からは必ずといっていいほど「あの
青春の門の!」と言われたものでした。
しかし、私たちには実はその意味がわからず、ただ愛想笑いをしていただけでした。結局そこには何が描かれていたのか。今だからこそあらためてそれを知りたい、見てみたい。
そういって石川氏にデザインをお願いしたところ、まさに同世代に響く、古くて新しいパワーみなぎるフライヤーがここに誕生したのでした